【あらすじ】(「BOOK」データベースより) イベントコンパニオンをしていた長島千恵さんは23歳だった2005年の秋、左胸にしこりがあるのを発見、乳がんとの診断をうけた。ちょうどそのころ赤須太郎さんから交際を申し込まれ、悩みに悩んだが「一緒にがんと闘おう」という言葉に動かされ、交際がスタートした。しかし、がんの進行は止まらず、翌年7月に乳房切除の手術をせざるをえなくなる。それでも治ると信じ、SEの資格を取り再就職し、次第に病気のことは忘れていった。ところが、2007年3月、激しい咳と鋭い胸の痛みに襲われ、主治医の元に。胸膜、肺、骨にがんが転移していたのが判明。そんな千恵さんのある願いを叶えようと、太郎さんと友人たちは…。最後まで人を愛し、人に愛され、人を支え、人に支えられた24年の人生を生き抜いた長島千恵さんからのラスト・メッセージ。 |
【一言抜き出すなら】
生きてる。
【感想】
泣きました。
最近とことん、女性の「生きるとは」的な話に弱いです。
「これをしたい!」とか、「私の人生これをやるんだ!」って決意した女性が、選んだもの、その為に捨てたものの話を読むと泣いてしまいます。
…多感な年頃なのかな。
第二青春期とか。
「千恵さん、いつも病室で何をしているんですか?」
って何気なく聞いた彼氏に、ずばっと千恵さんの、上記抜き出した一言。
切実過ぎて、一生懸命すぎて、はっとさせられて、何も考えられなくなってしまいました。
のんびりした時間がたくさんあって、考える時間がたくさんあって、パソコンがあれば世界とつながっていられて…
なんて、「入院」すら、のんきに捉えていました。(そうるは入院したことないです)
もう一つ、印象的な言葉。
「みなさんに明日がくることは奇跡です。
それを知っているだけで、日常は幸せなことだらけで溢れています。」
(88点。ノンフィクションに泣かされるってなんか悔しいので)
この本面白そうって思った方★
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