【あらすじ】(「BOOK」データベース より) 父の自殺、学校での苛め、母には徹底的に拒まれて…。N.Y.大学の学生、篠崎真冬は心に深い傷を抱えて生きてきた。恋人、ラリーの幼い息子ティムも、実の母親から虐待を受けて育った子供だった。自分の居場所を求めて模索し幸せを掴みかけたその時、真冬にさらなる過酷な運命が襲いかかる。舞台は広大なアリゾナの地へ。傷ついた魂は再び羽ばたくことができるのか。自由と再生を求める感動長編。 |
【一言抜き出すなら】
こんなふうに考えること自体が傲慢さとすれすれだという気がするからだ。
【感想】
これでもか、これでもか、と不幸が訪れる主人公、真冬。
その中で、ぐれず、真摯に、真面目に、なんとしてでも自力で全てを超えて、自分だけの安らぎの地を見つけようとする物語です。
こんなに不幸に見舞われるのは絶対にイヤだけど、その中で、こういう風に生きていけたらいいなぁと思う、真冬は私の一つの理想の形です。
必死に生きるって大切だよなあと思う。こういう話を読むたびに。
適当に生きているつもりは無いけれど、でもこういう物語の主人公みたいに必死に生きているかと聞かれたら、絶対に答えはNOだ。
(87点.こうやって人を大切にする人になりたい。)
応援お願いします!
0 件のコメント:
コメントを投稿