2012/06/12
「アミダサマ」@沼田まほかる
【一言抜き出すなら】
何も考えてはいけない。何も考えてはいけないと考えてもいけない。
【感想】
仏様と神様と得体の知れないなにか(テレパシー?)が折り合う不思議な世界。
最後の解説でこの物語そのものが曼荼羅だとありましたが、本当にそんな感じ。
根拠はよく分からなくて、支離滅裂で、救いが無くて、南無阿弥陀仏を唱えても何も起こらない。
その中で、唯一無二の神様のような少女ミハルも、実は我侭なだけの幼女に過ぎないのかもしれない。
人間はみんな我侭で、利己的で、寂しくて、でも排他的で。
そんな、どうしようもない人たちと神様のお話。
(70点.思いの強さって、いつか計れるようになるのだろうか)
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