こんにちは、そうるです。
さくっと要旨だけまとめて短文で言いたいことを伝えられる文章に憧れます。
まあ、そんなことを気にせずに書きたいことを書きたいだけ書いた文章というのが書き手にとっては心地よいのが事実なんですけど。
さて、またしてもこの人。
「ウインクで乾杯」@東野圭吾
【あらすじ】(アマゾンより)
パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた。現場は完全な密室、警察は自殺だというが…。やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた…。誰が、なぜ、何のために…。ミステリー界の若き旗手が放つ長編本格推理の傑作。
【ひとこと抜き出すなら】
あたし、全然疲れないわよ。だって玉の輿に乗るためだもの。どんな苦労だって平気。
【感想】
殺した人の心情が入ってこないミステリーで、すごい軽いタッチでした。
ミステリー!!って思って読んだら拍子抜けするんじゃないかな…
登場人物は代わりにすごく魅力的で、これシリーズもんなんじゃないかと一瞬思ったほどです。
さて抜き出したひとことも、本筋とはほとんど関係ないひとこと。
こんなに自分をひたむきにできる夢があったらいいなあーっと思っただけです。
たとえそれが「玉の輿」っていう、ちょっと社会的に不純なものでも、そしてその夢を、親しい中の相手にとはいえ、こんなに堂々と言えるっていうのはかっこいいなぁと思いました。
そうるも、自分のやりたいことが「実を結ばないかもしれないし」とか思って怖がって、今すごい普通に社会人で平日は仕事行って、休日は予定が合えば彼氏とデートして…っていう生活を送っていますが、そんな日常なんか吹き飛ばして、全部懸けて夢に向かうだけの根性があればなぁ…って思ってるんです。実は。
…でもこわい。1人暮らしだし、ちゃんとした生活したいし、彼氏に会いたいし、言い訳だってわかってるけど。むーん。
今回はちょっと短め。
- - - ⇒同じ作家の別の本
・「さまよう刃」@東野圭吾
・「11文字の殺人」@東野圭吾
・「秘密」@東野圭吾
2010/02/21
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