こんにちは、そうるです。
この週末はずっと37度くらいの微熱があって、ずっとお家にいました…
ひきこもりで、ハードディスクに溜めてたアニメ見てたりとかミクシィアプリ見てたりとかしてましたが、体調はあまり良くならず(泣)
明日からはまた会社で、悪化しないようにかんばりたいと思います。
体調悪いと、通勤中に本を読んでいると酔ってきちゃうのですが、それはそれで自分の体調のパロメータだと思うので(元気だといくらでも読める)気をつけて読みたいと思います!!
さて、今日はここ最近読み終わっても更新をさぼっていたのでまとめてやりますぞー
「しにがみのバラッド」@ハセガワケイスケ
はじめてのライトノベルですね。私自身はあんまりライトノベルは好きじゃないのですが、ハタチ越えてる弟が大好きですんごい「ラノベ(ライトノベル)はイイんだ」と主張するので、読まずに退けるのもいかがかと思い、たまに読んでます。(売れてそうなのをチョイスします。どうせならおもしろいのを読みたい!)
【あらすじ】(アマゾンより)
目を覚ますと、少女は死神でした。その少女は、死神でありながら、その真っ白な容姿ゆえに仲間から「変わり者」と呼ばれていました。しかし、少女の持つ巨大な鈍色の鎌は、まさしく死の番人のものです。少女の使命は人間の命を運ぶこと。死を司る黒き使者である少女は、仕え魔のダニエルと共に、人の魂を奪いにいくのです。死を司る少女は、様々な人と出会い、そして別れていきます。哀しくて、やさしいお話。
【ひとこと抜き出すなら】
「おまえは今回のリストに入ってないよ」
【感想】
正直に言って。
私はライトノベルより普通の小説の方が好きです。
まぁ嫌いではないし最後まで読んだのですが、特に何かを「得た」感じがなく、
一般的に小説すべてがそうだと言えばそれまでなんですが、でもやっぱり、「娯楽」だな、と。
…まあいいや。
抜き出したのは、自殺願望のある少年に、死神の使い魔が言った一言。
「おまえは、まだ死ねないんだよ」と。
これ、扱っている題材が「死」なので、まだ死なないというのは良いことなんだろうとは思いますが、これがもし「死」ではなかったらと思うと、すごく残酷な一言だな、と。
仮に登場人物が画家になりたいとか昇進して課長になりたいとか思って頑張っている時にふと突然現れた得体のしれない存在が、なんか人の運命みたいなものを知っている超越した存在で。
「おまえはなれないよ、無理だよ」とか言ってくれちゃったりとかしたら、すごくすごくショックで、1年は立ち直れない気がします。
それが「夢」なら尚更。
神のような存在ってこういう作り話だとすごくよく出てきますが、本当の神様ならまだしも、こういう人とほとんど変わらない、お友達感覚の存在からこんなこと言われたら、なんかもうすべてを投げ出して死にたくなってしまうと思う。
「おまえ人間じゃないからそんな残酷なこと言えるんだよ」って思うし
「運命とか信じてないから」とも思う。
ほぼ実らない確率の方が高いと思い知らされた後、果たして人って、私だったらとしたら、「限界までがんばることに意味があるんだ」と自分を鼓舞しなおして、再びその道でがんばることができるもんなんだろうか。
…ふと、そんなことを考えた本。
2010/02/21
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