おはようございます。
はじめまして。そうる というものです。
毎朝毎晩、通勤しながら読んでいる小説やらなんやらの本を、せっかく読んだのだから記録していきたいと思います。
まず1冊目。
「秘密」 @東野圭吾
【あらすじ】
妻と小学五年生を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだ筈の妻だった──。
【ひとこと抜き出すなら】
ー自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶー
【感想】
物語中盤、その後のストーリーを激変させるカギになったひとことですが、それ以上に「愛」を理想的な言葉に置き換えるとしたらこうなるのではないかな、と思います。
好きな人には幸せになってほしい、とか。
君の幸せを願っている、とか。
ありきたりで良く聞く言葉ですが、異性として好きな人、愛している人が、自分の隣でないところを望んでいたり、はたまた相応しかったりするというのはどういう気分なのだろうと思います。
このセリフを、本気で吐ける人なんかいないと思っていたのですが。
こういうSFチックな環境だったら、アリなんじゃないかと思わせられたりもして。
やっぱり「愛」って普遍じゃないんだなぁ、知ってたけど。なんて改めて考えさせられた1冊です。
ハッピーエンドではないので、ご注意くださいませ。
- - - ⇒ 同じ作家の別の本 の記事は此方
・「11文字の殺人」@東野圭吾
2010/02/01
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