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【あらすじ】(「BOOK」データベース より) 16歳のキキのもとへケケという少女が転がりこんできて宅急便の仕事を横取りしたり、とんぼさんとのデートに居合わせたりと振り回され放題。反発しあいながらキキも少しずつ変わっていき…シリーズ第三弾! |
【一言抜き出すなら】
キキは世界じゅうが敵のように感じていました。
【感想】
がんばってるね、と認めてもらうこと。
君が必要だ、と請われること。
おかげで助かっているよ、と言われること。
それはひとつひとつがとても嬉しくてくすぐったくて、
あーがんばってきてよかった、と自分を褒めてあげたくなります。
でも、誰もそんなこと言ってくれないからって僻むのは子供がすること。
でも、私も頑張ってるのに、みんなはあの子ばかり褒める。
そうすると、気持ちがくしゃくしゃして、あの子は悪くないのに、
なんとかして追い出したくなってしまって、うまく笑えなくて、いつもいらいらしてしまって。。。。
どうすればよいか分からなくなって、あの子のいないところに消えてしまいたい。
こんなことになってしまったら、もうまるく収まることはないのでしょうか。
私か、あの子か、どちらかが消えてしまうしかないのでしょうか。
本気で話し合えば、どちらかが消えなくても、またちゃんといっしょに笑うことができるのでしょうか。
こんなとき、あの子もきっと苦しい。
(88点.自分に重ねて読んでしまう。社会人の私が、16歳のキキに。12歳のケケに。)
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